薄刃紫翠は、ドラマ色の強いエロスをじっくり撮るタイプのAV監督だと言える。派手なギミックや過激さだけで押し切るというより、登場人物の感情の揺れや、関係性の歪みが少しずつエスカレートしていく過程を大事にしている印象が強い。人妻やOL、不倫や背徳シチュエーションなどを題材にしながら、セックスの前後にしっかり芝居の尺を取り、何気ない会話や視線のやり取りで「ここからもう戻れない」という空気を作るのがうまい。完全なハッピーエンドにならない後味や、どこか覗き見しているようなカメラワークも含めて、抜きつつも物語として見たくなる作品が多く、女優の素の表情を引き出す演出力でコアなファンを掴んでいるタイプのクリエイターだ。
兵庫弁(播州弁/播磨弁)
HODV-21509 【完全主観】方言女子 兵庫弁 来まえび

